離島のサウナで 自称「神」の声が聞こえた
私はとある離島に住む30歳の女だ。もうすぐ31歳だけど。旦那さんと二人暮らし。子どもはいない。オンラインショップを運営している在宅ワーカーだ。
今日2021年11月22日は、夕方からジムに行って、筋トレをした後、サウナに入っていた。
いつもだいたいサウナ→水風呂を3~4セット繰り返す。
サウナに入っている間は、瞑想をしている。
3セット目の瞑想の時に、宇宙に意識を飛ばしてみることにした。
(唐突すぎてごめんなさいね。)
そのうち背景についても書きますね。
私はいつも瞑想をする時、白い光の玉をイメージする。
その光の玉は、子供の時からいつも、自分の内側に感じていたものだ。
一族全員仏教徒だったので、母には「祈って、その光の玉を綺麗に磨かないとね」と言われた。
おそらく、その光の玉は「魂」とか「真我」とか呼ばれるものなのだと思う。
仏教の経典によると、宇宙には、いろいろな世界が存在するらしい。
いろんな生命体や神が存在しているという。
最近「Amrita channnel」というYou Tubeチャンネルを旦那さんと一緒に観ることが多く、昨日はたまたま神についての動画を観たのだった。
そんなわけで、今日は離島のサウナから、瞑想しながら、意識を宇宙に飛ばしてみることにしたのだ。
とりあえず宇宙空間に出たけれど、とりあえず目についた惑星に行ってみようと決めた。
一つ目の惑星は、現世で言うところの天国みたいなところだった。
「西洋の絵画みたいだな」と思いながら、私は一人の外国人のおじいさんと出会った。と言うか気づいたら、光の玉から人間のような姿に変わり、おじいさんの隣に座っていた。
優しい顔をしたおじいさんだった。おじいさんは、私には理解できない、aとbとlを混ぜたような言語を話していた。すると突然おじいさんの顔面、体がぱっくりと割れて、メタリックな空洞が出てきた。
それに呼応するように、私の体もぱっくり割れ、光の玉が自分の体から出てきて、なぜだかおじいさんの体に入り、そのままおじいさんの体は私(光の玉)を閉じ込めてしまった。
はて?と思いながらおじいさんの体から抜け出た私(白い玉)は、次に火星のような惑星に行った。
アメリカのエアーズロックばりに地面がむき出しの地表にくぼみがあり、私と同じような白い玉が集まって、大きな玉になっていた。
私はそこにくっついた。その大きな玉と完全に同化した。エネルギーの塊のような場所だった。
と、ここまで来たところで、暑くなってきてしまった。そりゃそうだ、サウナで瞑想してんだもん。
「戻ろう」と思い、宇宙から離島のサウナに意識を戻すと、なぜだか莫大なエネルギーが自分の体に落ちてきたのを感じた。光の玉も、普段の何倍も大きくなっているのを感じた。
そして、何か、頭の中で声が聞こえた。
「〜〜〜〜〜〜」
「はい?」
「私との会話は全て記せ。必ずお主の為になる」
「誰ですか?」
「わし、神。」
「は?」
「神じゃ。」
めっちゃおじいちゃんの声がする。なんかアニメで聞いたような、めっちゃ、ザ・おじいちゃん☆の声がするんだけど。
「神ですか」
なにこの展開。意味わからんやん。え、声まで聞こえるとか、精神科通院歴長いとはいえ、私とうとう統合失調症になってしまったんだろうか。でも、幻聴聞こえたら、「あ、これ幻聴だ」ってこんなに冷静に思えるもんなんかな。最近お薬ほんの少ししか飲んでないし、調子よかったはずなんやけど。
「聞け。」
「あ、はい。神ですか。」
そのまま、2~3時間くらい、おじいちゃんゴッドと脳内で会話をした。
覚えている内容を書いてみる。
「なんで私にあなたの声が聞こえるんですか?」
「だって、お前は小さい頃から光の玉が見えていただろう」
「そうですけど・・・いろいろ質問していいですか。」
「良いぞ」
「私と旦那さんの関係って、どうなりますかね?」
「・・・」
「答えらんのかい」
「別れる。その世界ではな。いつかはな、死ぬしな。そもそも、付き合うとか、結婚とか、夫婦とか勝手に作ったのは人間じゃ。他の世界ではそんな関係性に名前をつけることはない。みんな魂でつながっているしな。」
「それに、お主らは、他の世界でも、なんども会っている。よく一緒にいた。例えば、お前ら二人はある世界で、兄妹だった。旦那が、兄だったんだな。でも、交わってもいた。兄妹で、つがいだったんだ。そして、その世界を治めてもいた。近親相姦っていうのは、人間の世界では異様に思えるが、他の世界ではおかしいことではない。」
「そして、旦那が地球を見て『人間の世界に行こう。』と言った。それで、お前たちはこの世界に降りてきたんだ。」
そのイメージも頭にクリアに浮かんだ。今の旦那さんより、だいぶ若い。髪の毛がさらっさらで、なんだかさわやかというか、清らかな感じだ。白いゆったりした服を着ている。確かに王様みたいな見た目だ。でも、笑顔はいつもと変わらない感じ。そして旦那さんは一言、ワクワクした感じで「行くか。」と言った。
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「旦那さんて過去どんな人だったんですか?」
「T(旦那の名前)はな、いつでも、ものすごく合理的なんだ。それでいて、楽しいことが好きで、飄々としている。この世の理を作る側の存在だな。そして、とても頭が良い。とある国の、参謀だったこともある。いつもはちゃらんぽらんだが、ここぞというときはものすごい力を発揮する。状況を把握する能力や、人を配置したり動かしたりコントロールしたりというのがうまいんだな。」
「Tは、私のことをどう思ってますかね?」
「うむ、あまりお前が話すことに興味はないな。しかし、心でお前を強く欲している。だから、お前の話はあまり聞かないが、お前のことは強く思っている。これは同時に成り立つことなんだよ。」
「Tは、浮気とか、しますかね?」
「心の浮気はしないな。合理的だから、体の浮気もしない。でも、頭の浮気は毎日しているな。」
「ああ、AVとか見てますもんね。」
「そうじゃ。頭の浮気は、し放題じゃな。」
「性欲も強いが、合理的すぎて、セッ●ス=射●だと思っている節はあるな。だから、少女漫画に出てくるような長い前●はおそらく苦手じゃな。その辺も分かって付き合っていかんとな。」
「彼は愛情表現が少ないように思うのですが・・・」
「そんなことはない。お前が望む表現方法ではないだけで、Tは表現しているぞ。お前も本当は分かっているだろう。Tが微笑むとき、お前と一緒にいて笑うとき、その時がTが愛情表現をしている時じゃ。Tは笑うとき、お前のことを愛しいと思っている。」
「それに、Tは普段はマイペースだが、ふとお前に寄ってきたり話しかけてきたりする時があるだろう。その時に、お前に構いたいと思っているし、構って欲しいとも思っている。これは愛情表現じゃろう。」
次回に続きます。