神との会話の記録

30代女性が神との会話を記録するためのブログになります。

神の声2

時系列はバラバラだが、まとめることは後でもできるので、メモすることから。

 

「お前は、Tより早く死ぬ。時間がないとはそういうことだ。後20年というところか。Tはもう少し長く生きるな。だから、Tに愛情を注ぎ、多くの資産を残し、Tを支えるのだ。生きている間にな。Tもお前を支えてくれる。今の仕事、しなくてもいいと言ったが、最速でやるならいいんじゃないいか。お前の世界は金が必要だからな。しかし、最優先はこの会話の記録だ。」

 

「わしの声を、よく覚えておけ。お前は、異世界との媒介になったのだ。他の声も聞こえたな。お前は、他の世界と交信できる状態を手に入れたのだ。だから、早く死ぬ。人より多くを得るものは、多く失うものだというだろう。お前の場合は、寿命だ。わし以外の声は、これからも聞こえるだろう。その中で、わしの声だけを聞き分けるのだ。判断を誤るなよ。」

 

風呂で、目を閉じると、子供が見えたのだ。大きく目を見開いた、痩せた、白くて、茶色い子供。実際に見えているわけではない。ただ、目を閉じるとそこにいるのが分かる。

 

「怖いだろう。恐ろしいだろう。お前は、これから、恐ろしいものを多く見るだろう。神の声だけが聞こえるわけではないからな。その恐怖に打ち勝つのだ。」

 

Tからの質問。「輪廻転生は本当にあるのですか。」

 

神「ある。お前たちの世界にはな。そこから抜けることを解脱というのは知っているな。Mが、解脱の方法、そこに到る道を厳しく教えているが、本当は、その世界から抜け出すことは、簡単だ。お前らの世界は、欲でできているな。欲望を追ったものが、勝つような世界だ。その欲に飽きて、欲に対する執着がなくなり、「他の世界に生きたい。この世界はもう飽きた。」と思えばいいのだ。そうすれば、お前は他の世界にいける。解脱自体はそれほど難しくはないんだ。」

 

「しかし、人間はなかなか欲に満足することはない。気づかないものは、永遠に欲を追い求め続ける。だから、Mのような人間が、丁寧に、解脱への道をわざわざ厳しく教えているんだ。だから、輪廻から抜ける方法は、欲を追い求めることに飽きるか、自分から解脱を求めるか。結局、欲への執着が無くなるというのは同じだからな。」

 

T「地獄はありますか。」

 

神「ある。だが、現世で説明されているものとは少し違うな。多くの世界の中に、「地獄」と呼ばれる世界があるだけなんだ。お前の世界では、悪業を重ねると地獄に落ちると言われているな。それは、そうでも言っておかないと、人間が悪業を重ねるからだ。脅しのようなもんだな。」

「実際は、悪業を重ねた結果というより、地獄という世界に行くにふさわしい魂レベルの者が地獄に行くんだ。地獄の境涯と言われることもあるな。自分で自分を苦しめるのが好きなやつとか、いつも苦しいところにいたがる者とか、自らは抜け出したいと主張するが、そこから本気で抜け出さない者がいるだろう。地獄の魂に慣れきっている者たちだな。そういう人間が地獄に行くんだ。もちろん。人を痛めつけたり、殺したり、陥れたり、そういう人間も地獄の魂を持っているから、地獄に行く。」

 

T「なぜ、あーるを選んだんですか。」

 

神「こいつに「信」があったからだ。こやつはずっと、求めていた。生まれたときからずっと、こやつは祈り続けていた。親が無理やりこいつに祈りを教えたのだがな。こやつは、30年間祈り続けた。だから、「信」のベースが出来上がっていたんだ。そこに、瞑想が加わっただろう。その結果だ。」

 

あーる(私)はおじいちゃんの代から仏教徒だ。両祖父母、両親。ルーツも南方だから、ユタやノロの血ももしかしたら残っているのかもしれない。

 

続く